かげぬいVSはがねのようさい
2016年4月24日 ポケモンカードゲーム コメント (9)ゲッコウガのかげぬいは厄介ですよね。ドータクンのはがねのようさいは、かげぬいによる特性ロックを防ぐのに有効ですが、場合によって効き方が微妙に異なるので、公式に聞いてみました。
まずはおさらい。
「かげぬい」のテキスト:
次の相手の番の終わりまで、相手の場、手札、トラッシュのカードに書かれている特性は、すべてなくなる。(新しく場に出したカードもふくむ。)
「はがねのようさい」のテキスト:
このポケモンがいるかぎり、自分のベンチポケモン全員は、相手のポケモンが使うワザのダメージや効果を受けない。
場合分け。
Q1.「はがねのようさい」ドータクンが自分のベンチにいるときに、相手のゲッコウガがワザ「かげぬい」を使った場合
A1.特性「はがねのようさい」の効果がはたらく。
そのため、ベンチポケモンは特性を使える。
Q2.「はがねのようさい」ドータクンが自分のベンチにいるときに、相手のゲッコウガがワザ「かげぬい」を使った場合+次の自分の番に「はがねのようさい」ドータクンをバトル場に出した場合
A2.ドータクンがバトル場に出ることで、「はがねのようさい」の効果が消える。
Q3.「はがねのようさい」ドータクンが自分のベンチにいるときに、相手のゲッコウガがワザ「かげぬい」を使った場合+次の自分の番にベンチドーミラーを「はがねのようさい」ドータクンに進化させた場合
A3.進化して、新しくベンチに出たドータクンは、「はがねのようさい」の効果がはたらく。
一方、前の番からベンチに出ているポケモンの特性はないまま。
考察。
A1, A2, は妥当です。A1は、「ない」が優先されることからですし、A2は「かげぬい」の効果が相手の番全体にかかるからです。
A3は一見不思議なのですが、上級プレイヤー用ルールガイド(下記リンク)の「A-05 進化」第4項に「 進化すると、受けていた効果や特殊状態はすべてなくなります」あるように、進化した効果だと考えられました。
http://www.pokemon-card.com/rules/advanced_guide/advanced_manual.pdf
はがねのようさいだけ効いて、前からいるドータクンのメタルチェーンが効かないのではただの置物。
結論。
はがねのようさいは、かげぬいの特性ロックを防ぐために万全ではない。動かし方に注意が必要。
ややこしいわ。
まずはおさらい。
「かげぬい」のテキスト:
次の相手の番の終わりまで、相手の場、手札、トラッシュのカードに書かれている特性は、すべてなくなる。(新しく場に出したカードもふくむ。)
「はがねのようさい」のテキスト:
このポケモンがいるかぎり、自分のベンチポケモン全員は、相手のポケモンが使うワザのダメージや効果を受けない。
場合分け。
Q1.「はがねのようさい」ドータクンが自分のベンチにいるときに、相手のゲッコウガがワザ「かげぬい」を使った場合
A1.特性「はがねのようさい」の効果がはたらく。
そのため、ベンチポケモンは特性を使える。
Q2.「はがねのようさい」ドータクンが自分のベンチにいるときに、相手のゲッコウガがワザ「かげぬい」を使った場合+次の自分の番に「はがねのようさい」ドータクンをバトル場に出した場合
A2.ドータクンがバトル場に出ることで、「はがねのようさい」の効果が消える。
Q3.「はがねのようさい」ドータクンが自分のベンチにいるときに、相手のゲッコウガがワザ「かげぬい」を使った場合+次の自分の番にベンチドーミラーを「はがねのようさい」ドータクンに進化させた場合
A3.進化して、新しくベンチに出たドータクンは、「はがねのようさい」の効果がはたらく。
一方、前の番からベンチに出ているポケモンの特性はないまま。
考察。
A1, A2, は妥当です。A1は、「ない」が優先されることからですし、A2は「かげぬい」の効果が相手の番全体にかかるからです。
A3は一見不思議なのですが、上級プレイヤー用ルールガイド(下記リンク)の「A-05 進化」第4項に「 進化すると、受けていた効果や特殊状態はすべてなくなります」あるように、進化した効果だと考えられました。
http://www.pokemon-card.com/rules/advanced_guide/advanced_manual.pdf
はがねのようさいだけ効いて、前からいるドータクンのメタルチェーンが効かないのではただの置物。
結論。
はがねのようさいは、かげぬいの特性ロックを防ぐために万全ではない。動かし方に注意が必要。
ややこしいわ。
コメント
ただ、A3が考察通りだとすると、他のポケモンも進化した後の効果は効くんですかね? スプーンまげはダメだとしても……。
>akiさん
コメントありがとうございます。Q3はこの通りの内容です。私も驚きました。
かげぬいの効果は次の相手の番の間ずっとあらわれるため、一旦かげぬいの効果があらわれると、進化などによって一旦効果を消さなければ、効果が復帰しないと考えました。例えばスイクンの「かぜのまもり」はかげぬいの効果をキャンセルするものの、一旦ベンチに下がると、再びバトル場に戻っても、特性はないままです。
(ポケカHPのQ&Aで検索してみてください。DiarynoteはURLつけられないのが残念)
進化すると、元のポケモンにかかっている効果が一旦なくなります。ですので、「はがねのようさい」は、進化した瞬間に特性がはたらき、かげぬいの効果を受けないのだと解釈しました。
一方、メタルチェーン等の、かげぬいの効果を打ち消さない特性の場合、進化した直後に直ちにかげぬいの効果が働いてしまうと考えます。
もしかげぬいを打たれ、こちらベンチにドーミラーが2体いたら、まず「はがねのようさい」ドータクンを進化させて、次に「メタルチェーン」ドータクンを進化させたら、そのドータクンはメタルチェーンできるのではないかと。
A3で、「前の番からベンチに出ているポケモンの特性はないまま」という回答が返ってきたのですか?
僕が聞いた話と少々異なりますね。。
また、僕の方でも同様の記事を書いたのですが、この記事のURLを記載しても構わないでしょうか?
リンクいただきます。よろしくお願いします
A3はその通りです。Q3ではがねのようさいについてのみ質問したにもかかわらず、+アルファで前からベンチに出ていたポケモンの特性についても言及してきたので驚きました。
実はこれらの質問を公式にしたきっかけは、コルク/Kさんの記事でした。考えるきっかけをいただいたこと、感謝しています。URL記載、リンクどうぞ。
でも、その働き出した特性が、ベンチにいれば技の効果を受けない、という様なものだった場合、ベンチにいる限りにおいて、特性はなくなるという効果はかからなくなるので、その特性は働き続ける。
と理解しました。
したがって、その方法で「はがねのようさい」が有効化されたとしても、シェイミEXを出してセットアップを働かせることは出来ないですよね? シェイミがなくなった特性を取り戻すタイミングは番が終わるまでこないので……。
あと、「はがねのようさい」が働くなら、他の進化させたポケモンの宣言系じゃない特性(ポケボディータイプ)もやっぱり働くって話ですよねえ。でも、宣言系じゃなくて瞬間的に状況が変わる特性なんてそうはないのか。
かげぬいの効果をブロックする特性ならばはたらくと思うんですが、スイクン以外は思いつきません。
XYも数を重ねると、ややこしいですわ。
進化したドータクンが特性を使えるのは、効果を受けていない新しいポケモンが一瞬誕生するからなんですね(なので、はがねのようさい下であればセットアップも働かせられる)。
進化することで消える効果なら、逃げることでも消えないとおかしいよなあと思ってたんですが、場に出たポケモンは手札(あるいはトラッシュ)にいた(あった)ポケモンとは別(逆に場からいなくなったポケモンも同様)、というルールのおかげですべて氷解しました(かつての無限ぞうしょくタマタマなんかも、このルールの適用で出来てたわけですよね)。
試験直前に重要なこと思い出させていただきました。多謝。
手札にあったポケモンと、新しくベンチに出したポケモンは別のものとして扱うということ、私の頭にはありませんでした。
タマタマぞうしょくダイビングドローは確かにその考えでした。あれは面白かったなあ。
試験、がんばってください!